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合法スパークリング葡萄ジュース [リーガル]

葡萄ジュースからワインを作るのに、ウエルチが良く使われる。濃縮還元100%ジュースで、ワインに向いた品種を使っているためである。そのままジュースとして飲んでも美味しいが、ここに酵母を入れれば簡単にワインになる。下にも書いた様に、フレッシュなワインを楽しむなら、RED STARのCote des Blancsがお勧めだ。amazonで5g入り、一袋260円で買える。(ただし、送料550円なので、まとめ買いが必要かな)一袋で20Lのワインを作れるので、ジュース1本なら、だいたいその1/20で良い事になる。白葡萄ジュースなら、キャップを外して、そこに酵母をさらさらと少量入れれば、準備完了だ。あとはキャップを軽く乗せて(締めない)、1-2日置けば、全体が白く濁り、シュワシュワと元気に泡が出てくる。このままさらに数日放置すれば、ちゃんとしたワインになるが、この1-2日の若いところで飲んでしまうという手がある。1-2日では、アルコール濃度はかなり低い。うまくすれば1%未満で抑えられる。これなら酒税法には触れない。アルコールが1%未満というと、梅酒ジュースみたいなものだが、それでもそこそこ酵母も入っており、口の中ではスパークリングワインと類似の発泡を感じる事ができて、なかなか美味しい。泡の中から葡萄の香りがはじけ出すのだ。無発泡のジュースよりも風味が豊かになる。この方法なら、清潔な手で作業すれば、ボトルの消毒も不要だし、酵母の粉を入れるだけなので、面倒が無いのが良い。ほんの少ししか発酵していないので、甘さはほとんど変化しない。(若干甘さ抑えめになる程度)
赤葡萄ジュースでも同じ事ができるが、この場合は注意が必要だ。赤葡萄には色素等、いろいろな成分が含まれているので、発泡すると泡が消えにくく、ボトルの上に泡がたまってしまう。ウエルチは、ジュースがめいっぱい入っているので、上部に隙間が無く、泡がたまるとすぐに吹き出してしまう。したがって、赤葡萄の場合は100ml程度減らしておいた方が安全である。ただし、Cote des Blancsの場合は、最初だけ泡が乗るがその後泡は消えるので、それほどたくさんの隙間を作る必要は無いかも知れない。

昨日、ボジョレーヌーボーが解禁されたが、自宅で作る合法(?)葡萄ジュースも新鮮で、なかなか美味しい。冷蔵庫で冷やせば、発酵はほぼ止まるので、しばらく保存も可能である。(長期保存すると、低温でも発酵が進むことがある)


ハニームーン [リーガル]

新婚旅行をハネムーン(ハニームーン)と言うが、なぜ「蜜月」なのか、ただ熱々の甘い時間という意味かと思っていたのだが、どうもミードと呼ばれる、蜂蜜から作るお酒が語源だという説があるようだ。
下にも書いたが、要するに糖分と酵母があれば、酒ができる。甘い物を見つければ、発酵させて酒にしようというどん欲な輩は昔から大勢いたに違いない。蜂蜜は、糖度が約80%と非常に高く、そのため細菌は生きていけないので、腐敗しない。酵母も生きられないので、そのまま放置してもお酒にはならない。というわけで、こういった物の場合は水で薄めてやることで、糖度を下げ、発酵させてお酒にする。こうして蜂蜜を水で薄めて作ったお酒をミードと呼ぶ。蜂蜜にはもともと酵母が入っているらしく、要するに水で薄めるだけでお酒になるのだ。しかも、この酵母は耐糖性が高い種類らしい。と言うことは、アルコール度数の高いお酒ができる事が期待される。そもそも蜂蜜は健康に良い成分が多いので、これを発酵させて飲めば、相当元気になりそうである。酵母には、精力増強の栄養分も多い事から、ミードを飲むと、あっちの元気が相当出そうだ。
それが理由かどうかはわからないが、古代ゲルマン民族は、新婚の1ヶ月を、このミードを飲みながら子作りに励んだと言われている。そして、それがハニームーンの語源だというわけだ。
これも自宅ですぐに試すことができる。ミード用の酵母も売っている。もともと入っている酵母に多大な期待をするのは、お勧めしない。蜂蜜は腐らない事を良い事に、結構ずさんな管理がされている事が多い。そのまま水で薄めると、酵母よりも先に雑菌が精力を伸ばすかも知れない。きちんと酵母を使って、確実に発酵させた方が安心である。

#しつこい様だが、許可を得ずに1%以上のエタノールを醸造するのは酒税法に違反するので、ご注意を
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