ハニームーン [リーガル]

新婚旅行をハネムーン(ハニームーン)と言うが、なぜ「蜜月」なのか、ただ熱々の甘い時間という意味かと思っていたのだが、どうもミードと呼ばれる、蜂蜜から作るお酒が語源だという説があるようだ。
下にも書いたが、要するに糖分と酵母があれば、酒ができる。甘い物を見つければ、発酵させて酒にしようというどん欲な輩は昔から大勢いたに違いない。蜂蜜は、糖度が約80%と非常に高く、そのため細菌は生きていけないので、腐敗しない。酵母も生きられないので、そのまま放置してもお酒にはならない。というわけで、こういった物の場合は水で薄めてやることで、糖度を下げ、発酵させてお酒にする。こうして蜂蜜を水で薄めて作ったお酒をミードと呼ぶ。蜂蜜にはもともと酵母が入っているらしく、要するに水で薄めるだけでお酒になるのだ。しかも、この酵母は耐糖性が高い種類らしい。と言うことは、アルコール度数の高いお酒ができる事が期待される。そもそも蜂蜜は健康に良い成分が多いので、これを発酵させて飲めば、相当元気になりそうである。酵母には、精力増強の栄養分も多い事から、ミードを飲むと、あっちの元気が相当出そうだ。
それが理由かどうかはわからないが、古代ゲルマン民族は、新婚の1ヶ月を、このミードを飲みながら子作りに励んだと言われている。そして、それがハニームーンの語源だというわけだ。
これも自宅ですぐに試すことができる。ミード用の酵母も売っている。もともと入っている酵母に多大な期待をするのは、お勧めしない。蜂蜜は腐らない事を良い事に、結構ずさんな管理がされている事が多い。そのまま水で薄めると、酵母よりも先に雑菌が精力を伸ばすかも知れない。きちんと酵母を使って、確実に発酵させた方が安心である。

#しつこい様だが、許可を得ずに1%以上のエタノールを醸造するのは酒税法に違反するので、ご注意を
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