ワインの作り方 [イリーガル]

ドブロクに比べれば、ワインの醸造はずっと単純である。
葡萄はもともと多くの糖分を含んでいるので、葡萄ジュースを酵母で発酵させれば、ワインになる。ただし、国産葡萄は、糖度が不足するらしく、そのまま発酵させてもアルコール度数が足りなく、ちょっと気の抜けた感じのワインになってしまう。そのため、多くのワイナリーでは加糖を行っていると言われている。
家庭でワインを作るには、自分で葡萄ジュースを作るのは大変なので、スーパーで葡萄ジュースを買ってきて、砂糖とワイン用のイーストを加えてしばらく待てば、それでOKである。通常の葡萄ジュースは糖分15%程度なので、これが全部アルコールに変われば8%程度のアルコールになる。加糖を行えば、その重量%の半分だけアルコール分が増える事になる。例えば、10%分加えれば、アルコールが5%増す勘定だ。
家庭で作る場合、発酵後、熱処理で酵母を殺して、さらに十分に熟成させるような、通常のワイン製造の手間をかけることは面倒なので、できたてを酵母ごとそのまま飲むのが良いと思う。その場合には、フレッシュなワインに向いた酵母を選ぶのが良いだろう。RED STARのcote des blancsは硫化物の生成が少なく、フレッシュなワインに向いているというこだ。
ワイン酵母は、通販で1袋250円程度で、20L程度のワイン製造に使える。1L程度のジュースには、少量を入れればOKである。酵母菌は2時間で1度程度発芽分裂し増えていくので、量は適当で良い。ドライイーストの場合、35℃程度のミネラルウォーター(水道水には殺菌成分が含まれているので好ましく無い)に入れて活性化を行うと、初期の発酵がスムーズに進む。

#なお、1%以上のアルコール醸造は酒税法違反となりますので、ご注意を。

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